電脳けん玉職人

らくがき

鴻池留衣『ジャップ・ン・ロール・ヒーロー』

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最近知り合った友人が、「ウィキペディア風の小説ありましたよ」と紹介してくれた一冊。フェイクがいつのまにか真実となる過程に(間違った使い方をされた)ウィキペディアがうまく配置されていました。

ちょっと粗いかな?とも思ったけど、面白い小説でした。

 

2020年3月14日読了

朝吹真理子『流跡』

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ウダウダと自分の感想を書くより、ただ引用する方がいいでしょう。

 

……光波に触れ、垂直に続くそれら一文字一文字を目は追っていながら、本のくりだすことばはまだら模様として目にうつるだけでいつまでも意味につながってゆかない。

 

読みにくいし、好みではないけど、良い小説(?)でした。

 

2020年3月1日読了

2月の読書記録

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2月は16冊の本を読んだ。1月に比べて半減したけど、まあまあ骨太な本を読んだ&Wikipedia執筆に労力を割いた分よしとしましょうか……。

 

読んだ本は以下の通り。

 

巌谷國士シュルレアリスムとは何か』

谷川俊太郎バウムクーヘン

今尾恵介『地名の謎』

池上英洋, 川口静香『美少年美術史』

野瀬泰申『食品サンプルの誕生』

藤井丈司『YMOのONGAKU』

住野よる『君の膵臓をたべたい』

三浦展『新東京風景論』

阿川佐和子『残るは食欲』

三宅理一『秋葉原は今』

渡邉嘉子『女性と求人情報』

松平誠『東京のヤミ市

小橋繁好『クラシック談話室』

岡村圭子『団地へのまなざし』

森佳子『オペレッタの幕開け』

佐藤信『日本婚活思想史序説』

 

やっぱり今月は都市系が中心でしたね。ウィキペディアタウン関連で目を通したこともあり、5冊と最多でした。あとは、引っ越しのための部屋探しを死ぬほど行っていたということも作用していると思います笑

音楽系が3冊、ジェンダー系も3冊(美術との重複含む)、美術系・文学系はともに2冊。一応ジェンダーが専門なんだし、もっと読まないとなあと思う。しかもジェンダー系のガッツリしたやつは結局読まずじまい。頑張らなきゃね。

 

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勝手にベスト5を選出します。

 

●第5位 藤井丈司『YMOのONGAKU』

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いわゆるスタッフ本で、要はエピソードトーク集なんだけど、ファンとしては大変面白かった。YMOのマイブームは未だ去らず、毎日のように"Cosmic Surfin"を聴いている……。

 

●第4位 岡村圭子『団地へのまなざし』

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団地の「表象」をまとめてたのが好印象。もちろんコミュニティ論もカバーしてあったけど、エスニシティ問題はきちんと取り上げられてなかったかなと思う(もちろん触れられてはいたけど)。

 

●第3位 巌谷國士シュルレアリスムとは何か』

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シュルレアリスムは主体の膨張ではなくて客体を徹底的に見つめた結果出てくるものという指摘は勉強になった。美術史ちゃんとやんなきゃなと思わせてくれた一冊(思っただけでやってはない)。

 

●第2位 森佳子『オペレッタの幕開け』

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明快な通史(褒め言葉)だと思う。ウィキペディアンとして割と集中的に取り組んでいる「名曲喫茶」に関する研究にも大変役立ちそう。そして、芸術調べるならフランス語やらなきゃね……という当たり前の事実を思い出させてくれた。ひえー。

 

●第1位 松平誠『東京のヤミ市

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ちょーーー面白かった。学術本ではないけどきちんとした本だと思う。ウィキペディアンとしてこれから取り組みたい「戦後の都市商業の発展(名曲喫茶含む)」というテーマにドンピシャ。新たな領域へと誘ってくれる素敵な本でした。

 

来月はジェンダー系をちゃんと読もう。あと、文学系が疎かになっていたのでそちらも。暇な時間が増えたので、読書もWikipedia執筆も頑張っていきたい所存。

佐藤信『日本婚活思想史序説』

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資料が沢山あったのは素晴らしいけど、ちょっと考察甘くないか?とは思った。社会学をやる僕と政治学者の著者との違いか。

 

2020年2月29日読了

森佳子『オペレッタの幕開け』

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面白かった。普仏戦争後にオッフェンバックが嫌われたことは知らなかった。文化に対する戦争/ナショナリズムの影響を改めて感じたね。

 

2020年2月27日読了